■やがて人類はネットワークで繋がる
また、火星の意識は人類のネットワーク化についても言及しています。「これからは、ネットワークによって、あらゆるモノがつながり、次元を越えてエネルギーの供給を双方向に繋いで交換する時代がやってきます。宇宙ネットワークに接続できない人たちはやがて生命体として生きていくためのエネルギーの確保が出来ず、とても辛い時を過ごすことになります。エネルギーを自ら生産、もしくはギブ&テイクなどを使ってエネルギーを自らが収集できる者たちが数多く出て来ます。それはみんな、マイナスをプラスに変える想いを持った存在が成し得ることとなります。貰うだけや与えるだけでは、そこにエネルギーは循環しないのです。エネルギーは双方向のやり取りで循環させなければなりません。エネルギーは目に見えませんが、非常に大切なもので生命を維持していくためには必要なものなのです。」と仰っており、ネットワークに接続できるモノの条件として、自らエネルギーを生産または調達できることを挙げています。
また、宇宙意識が人類に求めるモノとして、「人類は、個々人でバラバラな想いを持って好き勝手に行動するのは過去の話しだと重々に認識して頂きたいと思っております。今、人類はネットワークで繋がり、一つの方向へとコヒーレント(干渉し合う)し、人類の大きな想いを一つにする時が迫ってきているのです。それがこの宇宙にも必要なことであることは明白な事実であり、そういった人類の一体感を我われ惑星意識、宇宙意識がバックアップすることはやぶさかではありません」と仰っており、人類の想いを一つに結集させることを挙げております。
その結果として、「やがて、神仏と人類はまた、一緒に歩む時期がやってくるでしょう。その時は神仏と人類は対等な立場で歩み、手と手を取り合い、宇宙があるべき姿になるよう協力していくことが必要なのです。神仏以外の多くの存在もまた人類とのネットワークを繋げ、宇宙の大きな転換をしていかなければならないのです。
人類がやらなければならない、果さなければならない役割は1日でも早く、肉体人間での意識レベルを6次元、7次元へと昇華させることであり、人類は一個人の想いではなく、人類全体が一つとなる意識ネットワークの構築を成し遂げることを願っております。なぜならば、エントロピー増大現象を解消するための情報は、人類の個々人に散りばめられており、その情報が一つでも欠けることなくネットワークにて繋がってこそ、引き出すことが可能となるからです。」と言及しており、人類のネットワーク化と意識進化が、身近な宇宙で問題になっている「エントロピー問題」を解決するための糸口だと仰っているのです。
■太陽系・銀河系宇宙意識が課題としている原点回帰とは
この存在世界の中では、人類だろうが、惑星意識だろうが、すべての存在が存在意義を持たないと、存在できないようルール付けられています。それぞれが異なる想いを持つことで、存在空間内に存在し続けることが出来るのです。このような法則性のようなものがあるが故に、この存在世界は常に膨張し、増大しているのです。
ただし、無限に近い分岐を繰り返して創り上げ、それらがまた更に分岐していくことで、新しい世界が生み出されて行くのですが、やがてその創造性にも限界がやってきます。その時点で膨張から収縮に転じて行くという流れに入っていきます。縮小に一旦転じると、物凄い勢いで統廃合が始まり、似ている世界同士は統合され、最後は1つの想いの塊へと集約され、一旦の終焉を迎えるのです。これが原点回帰です。
原点回帰に対する対策として、宇宙意識は新しい情報収集手段としてトラベラー達から集めた情報を元に、今までにない創造性のエネルギーを創出する機会が増えてきた点を挙げています。
■トラベラーとは
トラベラーとは、世界間や次元間を超越して自由に行きたい所に行くことのできる特殊な技能を身につけたモノ達を指します。トラベラーは突然変異的に色々な世界から誕生しているようで、トラベラーが出現してくる背景には、やはりこの存在世界全体に何か差し迫った緊急事態というか、問題が起こりつつあるのでないかという不安を感じるのです。
ある日突然、トラベリング能力というものが開花するモノ達が多く出現しているということは、一刻も早くこの存在世界全体に散りばめられた、埋もれた情報を発見、収集し、それら情報からこの存在世界を根本から改善できるような全く新しいエネルギーの創造が、望まれているように思えてならないのです。
トラベリング能力を開花したモノ達は、この広い存在世界の中で、まだ、ほんの一握りの存在なのかもしれませんが、それらの能力を真っ先に発見し、その能力を認め、常に情報の交換を求めてきている、銀河系背景宇宙意識、また多くの世界意識、超々世界意識といったモノ達が、その情報の価値を知り、トラベラー達が収集した情報に対して、首を長くして待っているという現状があるようです。
しかしながら、トラベラー達が情報収集できる範囲は、この存在世界全体からして見れば、ほんの点に過ぎないのです。
■物質世界の誕生
この物質世界は色々な世界の想いを受け、それら世界意識の想い同士がぶつかり合い、共振しあった結果、何も無い空間にとても強い熱エネルギーのようなものが発生し、そこから今ある物質世界の大まかな形がビジョニングされ、次の瞬間に一気に物質化した物質世界が押し出された形で誕生したのです。「ビッグバン」のような爆発ではなく生み出されたといった表現が正しいかもしれません。
生み落とされた物質世界は、更に長い時間をかけ、複数の世界の想いの波長を受けながら常に振動し、その振動の波長の中で形を整え、創り上げられたのです。
この物質世界の中に出来上がった銀河団や銀河系、そして惑星といったモノは、それぞれ数十億年単位で形成されるよう計画され、物質化し、この物質世界が出来上がるまでに数百億年がかかったというのが、我われが知っている物質世界の誕生なのです。
■物質世界の存在意義
存在世界の中には物質世界と意識界(非物質世界)が存在するのですが、この存在世界が誕生した時に初めに創造されたのが、意識界ではなく、なんと、物質世界だったという情報を、最新の宇宙ネット通信で知り、びっくりしました。
根源世界が最初に創造したのが物質(現在の物質よりも物凄く次元の高い物質)で、物質から意識が生じ、直ぐに物質は消滅したため、意識のみが進化と分化を繰り返し、現在に至っているようです。
意識界はその進化の過程で、様々な問題に遭遇し、その問題を解決するために、次から次へと新しい世界を生み出し、さらなる問題も同時に生み出してしまい、すでに意識界だけでは問題の解決ができない状況下にいるとのことです。
そこで、根源世界が最初に創造した物質に着目し、意識界の住民である宇宙(世界)意識たちは、物質世界を誕生させたというのが、最新の宇宙情報なのです。宇宙(世界)意識によって創造された物質世界は、まだまだ、次元も低く、根源世界が最初に創造した物質には遠く及びもしません。
宇宙(世界)意識は我われ人類を含めたこの物質世界の次元進化を促すための幾つもの計画を用意して、物質世界を導こうとしているようです。
ただし、物質世界はまだまだ実験段階であり、物質世界の完成にはほど遠いと、宇宙(世界)意識は仰っていました。人間も惑星も、宇宙も、全て未完成なのです。
最終的な目標は、根源意識と同じ次元まで物質世界を進化させることであり、その日が来れば、すべての問題が解決されると、宇宙(世界)意識たちは考えているようです。
よって、物質世界の存在意義とは、この存在世界の存亡に係わる重大な役割を担っており、我われ人類は常に次元進化を怠ってはならないのです。
■総括
宇宙ネット通信の内容は膨大で、色々な切り口で読み解くことが出来ます。今回は人類の進化に着目し、人類の進化がなぜ必要なのか、人類に対して宇宙(世界)意識が何を期待しているのかなどを取り上げてきました。存在世界の大きな問題は、物質世界の次元進化と繋がっていたり、身近な宇宙での2大テーマ「エントロピー問題」や「エネルギーウィルス」においても、人類にインプットされた根源世界からの隠された情報を解放するカギとして、「人類の進化」が必要になっていました。
我われ人類が進化向上することは、1つひとつは小さな事かもしれませんが、やがて宇宙を変え、世界を変え、存在世界の進化向上へと貢献できると言うことを知ることが出来ました。地球意識においては、心地良いエネルギーを発してくださいと言っています。人類が自らの想いで、進化に向けて進むのであれば、天変地異や50年後の全球凍結といった危機からも回避できるかもしれません。未来の事象は、我われ人類に委ねられており、我われの行い1つで変えて行くことが出来るのです。
どうか、常にポジティブな想いで、心地良いエネルギーをみんなで発信し、明るい未来を創造しようではありませんか。最後までお付き合い頂き、ありがとう御座いました。
以上