第1回 お盆と言えば

そろそろお盆の季節がやってきました。関東など都市部では7月13日~16日の4日間に行うことが多く、地方では一月遅れの8月13日~16日が一般的なようです。今回そんな時期が近いということもあり、お盆に関するお話しをしたいと思います。

 

日本人の場合、生まれる時と死ぬ時に、誰しもが通り抜けてくる場所があると言われています。そんな霊界への通用門のような場所があるなんて知ってましたか?その場書とは、生まれた場所が東側の人は恐山、西側の人は那智の滝と言われています。恐山は何となくそうかなぁとイメージ出来ますが、那智の滝ってどうなんでしょう。それぞれの場所には大きな霊道があり、大抵の人はその霊道を通り抜け、「オギャー」と生まれ、肉体を落として死んだ時、霊道を通って、霊界に帰るようです。

 

お盆の時期にはこのような大きな霊道というよりは、普段は空いていませんが霊界門という門が色々な場所に存在していて、亡くなられたご先祖さま達がその門を通って現世で生きている我われ子孫の様子を見に来ているとか。この時期、何だか視線を感じたらご先祖様が会いに来ているのかも知れませんね。また、お彼岸(春分と秋分)の時期もお盆と同様、霊界門は開くそうです。

 

霊界門と言えば、自分が所属して入る霊団ごとに門はあるみたいで、各門には表札のようなものが掛けられています。「三宮家の門」、なんて具合に霊界門があるのです。お盆やお彼岸の時期になると霊界門が多く開きます。それは現在の日本の風習として人々がお盆やお彼岸にはご祖先様が帰ってくるという想いが、潜在意識にインプットされていて、総体的な想いが高まるため、その想いのエネルギーで多くの霊界門が開くのかもしれません。

 

その霊界門を見ると、ご先祖様への日ごろの感謝の気持ちが行き届いている門は、とてもきれいで光り輝いていますが、ご先祖様への感謝の気持ちが足りていない門は、建てつけが悪く、錆びついているように見えます。同じ霊界門なら、きれいで光り輝いている方が良いじゃないですか。その為には、日ごろの感謝が大切なようです。ご先祖様、ありがとうございます。感謝、感謝。

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