以前、神仏から指導を受けているとき、「恐れ」について、よく話を聞かされました。「恐れ」はマイナスな面とプラスな面があり、そのコントロール次第で、成功や失敗、進化や退化などの結果を生じさせると、特に新しい事を学ぶ為には、「恐れ」を乗り越えなければ得られない事が多く、覚悟が必要になると教わりました。
何が起こるか予見出来ない事象に対して、人は、「恐れ」を抱きます。意識世界では、知らないこと自体が問題なのです。以前に次元の概念の話をしたとき、どれだけ多くのエネルギーを取り扱えるかで次元の高低が決まると話したことがありましたが、言い換えれば、知っている情報量が多ければ多い程、次元を高める可能性が高いことになります。
但し、知っているだけではダメで、その情報なりエネルギーを活用できなければならないのです。私たちは、新しい情報を得るとき、ある種の「恐れ」を抱きます。得たい情報が未知なものであればある程、その「恐れ」は大きくなり、尻込みや挫折が起こるのです。何かを学ぶときには、「恐れ」は乗り越えなければならないモノですが、時に、「恐れ」は身を守る為のブレーキになることも忘れてはいけません。
何かを知ることは必要ですが、身の丈を大きく超えるような事象とであった場合、「恐れ」はブレーキの役目を持っているので、素直に引くことが肝心です。「恐れ」について、その度合いを知っておく必要があると神仏は仰っていました。このくらいの「恐れ」ならOK、この「恐れ」だとNGといった感覚を経験から知っておくということが必要なのです。
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