いつもならもう彼らがやって来てもおかしくない時節なのに、未だ姿を現さない。もしかしたら留守の間に通り過ぎてしまったのだろうか?それとも訪問ルートが変更になって今年から来なくなったのだろうか?
毎年現れる梅雨を告げる精霊の蝸牛を見ることができないのは、それはそれで良いことなんだけど、ちょっと残念でもあり、さびしい気持ちにもなる。昨日、ニュースで奄美地方が梅雨入りしたと云っていた。
もう今年は来ないのだろうと諦めかけていると、テレパシーのような形で梅雨を告げる精霊が話しかけてきた。「精霊:ご無沙汰しております」、今年は梅雨入りを告げに来られないのですか?「精霊:今はお話しできません」、何か異常なことが起こっているのですか?「精霊:秘密です」、関東地方の梅雨入りは何時ごろになりますか?「精霊:・・・」、回答が無いまま通信は終わった。
何かが起こっているのだろうと云うことは感じ取れる。それが何なのかは分からないが、今年の梅雨から夏にかけては天候に注意が必要になるのだろう。あぶないと思ったらすぐに逃げることが肝心だ。でも、ひょっこり梅雨を告げる精霊が何事もなかったように顔を出すかもしれない。そうなることを願うしか今はできない。
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