宇宙ネット通信とは(その1)


■宇宙ネット通信の概略

 

宇宙ネット通信は、2008年10月~2009年6月までの9ヶ月間、週末の深夜に、自宅にて三宮和也が受け取った宇宙意識からの全36回に渡る通信記録です。

 

地球から始まり、太陽、火星、金星、月、木星、土星、小惑星帯などの惑星の意識、太陽系や銀河系の宇宙や世界の意識、今まで聞いたこともないような、心(こころ)、碧(あお)、祖(そ)、紀(き)、无(む)、霧(きり)、妙(みょう)、空(くう)、彩(さい)、頂(ちょう)、重慶(じゅうけい)、雲上(うんじょう)、三道(さんどう)、双対(そうつい)、聡明(そうめい)、虚無(きょむ)などのシステム世界の意識、最後に宇宙ネット通信管理者からのメッセージで締め括られており、その通信内容は、概ね人類の「自立」「進化」に関するものが多く、人類の「自立」「進化」が強いては、物質世界の完成に繋がり、意識世界の進化にも貢献し、存在世界全体の未来に大きく影響すると言う壮大なスケールの内容です。

 

宇宙意識が我われ人類に注目し、希望の光を見出しており、我われ人類は自らの役割や使命に気付き、存在世界の無際限の進化に貢献できるよう前進しなければならないのです。

 

■三宮和也とは

 

宇宙ネット通信の話しに入る前に、少し自己紹介をしたいと思います。私自身は幼少のころから不思議な体験をすることが多く、中でも不可視領域の存在である神仏や宇宙意識から、ある期間だけ、魂のトレーニングと称して、夜眠っているときに魂だけ違う惑星や宇宙、世界へ連れて行ってもらうという経験をしたことがあります。

 

そこでは、「イメージング力」、「想いの強さ」や「想いの大きさ」が大切であること、宇宙には沢山のエネルギーが満ち溢れており、そのエネルギーの存在を知ること、知っているだけではダメで、そのエネルギーを活用し、新しいエネルギーを自ら創造することが魂の進化には重要であること等など学んだのです。

 

神仏や宇宙意識による様々な宇宙巡りも今から想えば、宇宙ネット通信を始めるための布石だったのかも知れません。

 

■不可視領域へのカギ

 

不可視領域と言うと、そこへ立ち入るためには、特別な能力が必要に想われがちですが、誰もが見過ごしている些細な変化と言うか、違いを捉え、違和感を感じ取ることが出来るだけで、誰もが不可視領域に足を踏み入る事ができるのではないでしょうか。

 

それには、「観察力の強化」や「常識に捕らわれない思考」を鍛えることが不可視領域への「カギ」なのかも知れません。

 

ここで言う不可視領域とは、霊人や神仏、宇宙意識など多種多様な霊的な事象のことであり、現実世界では迷信やオカルトの類または、いまだ現代科学で解明されていない事象を指していることは、言うまでもありません。

 

しかしながら、地球人類の霊的進化を考えると、「可視領域だけ」や「不可視領域だけ」ではダメで、どちらもバランス良く受け入れる必要があると思われます。

 

■宇宙ネット通信の役割

 

これまでは余程のことがない限り、不可視領域の話しを人前で話すことは避けてきましたが、ここ5~6 年の間に不可視領域の存在を理解し、受け入れられる方々が急速に増えて来ているのも事実です。

 

そのスピードはさらに加速し、やがて地球人類の霊的進化も次なるステップへ移行する日もそう遠くないのではないかと思えて来るのです。それ故に、三宮和也がこれまで神仏や宇宙意識から学んできたことなど、情報発信をして行くことが、人類の霊的進化に役立つのであるならば、どんどん情報発信していきたいと思っております。

 

その一環として「宇宙ネット通信」があるのかもしれません。宇宙ネット通信には「人類の霊的進化」だけでなく、大変革期へ向けての様々な情報が散りばめられているからです。

 

■神仏からの卒業

 

この地球圏における霊的な宇宙構造は、長い間、縦型構造が主流であった様に思われます。それは、宇宙意識→神仏→人類といったヒエラルヒーが支配するピラミッド型の秩序の方が、意識レベルの低かった地球人類の進化学習には合っていたのではないでしょうか。

 

しかしながら、1995年~2007年に掛けて、宇宙構造に変化が見られ、人類の進化スピードを向上するために、縦型構造(ピラミッド型)から逆T字型構造(水平志向型)へ急速にシフトしていったのです。その結果、人類は自立を促され、神仏から学ぶのではなく、その学びの場を宇宙(世界)へと移すことになった様です。

 

かつては宇宙意識との間に神仏が存在し、宇宙意識からの情報を神仏が人類へ分かりやすく翻訳し提供していたのですが、人類の意識レベルも次のステージへと昇る段階が近付いているため、自らの意思で宇宙意識から情報を学び取ることを実践していかなければならないのです。


 もう神仏から手取り足取り学ぶ事は卒業し、人類が自らの意思で立ち、歩んで行くことを宇宙意識は望んでいるように思います。

 

■宇宙ネット通信が始まるまで

 

冒頭で述べたように、宇宙ネット通信は2008年10月から2009年の6月までの9ヶ月間、週末の深夜に自宅にて受け取った宇宙意識からの通信記録ですが、そのきっかけは、神仏と人類の関係性が2007年7月から変わり、宇宙意識と人類がダイレクトに繋がる様になったことです。とは言っても神仏がこの世界から居なくなってしまったのではなく、人類との関わりを持たなくなったと言い換えたほうが分かりやすいかも知れません。

 

いずれにしろ、このような大きな変化が2007年7月に起こり、今まで色々と指導して頂いていた神仏との交信も途絶え、2008年10月が来るまでの間、不安な日々を過ごしていました。「我われ人類は何処へ進んで行けば良いのだろうか?」、「宇宙意識は我われ人類に何を求めているのだろうか?」、「今まで神仏や宇宙意識から学んできたことを活かして何か出来ないだろうか?」と自問自答を繰り返していたある日、地球の意識と話しが出来るような気がして、地球の意識に自分の意識の波長をチューニングするように合わせて見たのです。

 

覚醒状態から変性意識状態へと移り、頭の中に地球のビジョンが見え出したのです。そして最初は微かに聞こえていた話し声が段々とハッキリと聞こえて来ました。それを実際に口に出して喋ったものをICレコーダーで録音し、その後テープ起こししたモノが宇宙ネット通信の通信記録なのです。

 

1回の通信時間は30分から長いと60分近くもあり、そのボリュームはかなりの文字量でした。通信中の感覚では通信時間は10分から20分位の感覚でしかなかったのですが、実際はその3倍の時間が過ぎていたのには驚かされました。

 

■宇宙ネット通信の世界感

 

宇宙ネット通信を理解するには、その世界感をイメージ出来るようにならなければなりません。この地球という小さな学習の場だけに捕らわれていては、宇宙意識や世界意識の想いを受取ることが出来ないからです。宇宙ネット通信で登場してくる世界は、物質世界、システム世界、意識界の3つの世界があり、この3
つの世界を総称して存在世界と呼んでいます。さらに存在世界は無数にあり、その無数の存在世界を創造した根源世界があると宇宙ネット通信管理者は仰っていました。

 

我われ人類が認識できる領域はシステム世界までで、その先の意識界(物質を持たない意識体のみの世界)については、現段階(今の意識レベル)では対象外となっているようです。

 

■宇宙ネット通信の読み解き方

 

宇宙ネット通信を読んでいくと身近な課題を解くカギは、ひとつ上の次元から眺めることであり、上へ上へと行くにつれて、最終的には身近な課題と本質的には同じ課題へと戻ってくる様な気がしています。

 

故に、我われが今を生きると言うこと自体が存在世界の進化へ貢献している事に繋がっているのではないでしょうか。各々の存在からのメッセージも重要ですが、その順番や全体性、小さなテーマや大きなテーマ、その関連性や組合せについて、各々がそれぞれ思考し、様々な答えを導き出して行けるところが、宇宙ネット通信の魅力のひとつであると思われます。

 

■宇宙ネット通信の順番構成

 

宇宙ネット通信の順番構成と言うか、流れを簡単に紹介したいと思います。先ず初めに身近で分かりやすい物質世界の中から、太陽系内の惑星たち、地球、太陽、火星、金星、月、木星、土星、小惑星帯との通信があり、2番目に、太陽系宇宙意識や太陽系背景宇宙意識、太陽系平行宇宙意識、太陽系世界意識、太陽系超世界意識、・・・、銀河系背景超々世界意識による身近な宇宙や世界意識からの通信に続き、3
番目にはシステム世界の中から物質世界の誕生に関わる世界意識、心(こころ)、碧(あお)、祖(そ)、紀(き)、无(む)、霧(きり)、妙(みょう)、空(くう)の8 世界からの通信がありました。


 4番目には物質世界の仕組みに関わる世界意識、彩(さい),頂(ちょう),重慶(じゅうけい),雲上(うんじょう),三道(さんどう),双対(そうつい),聡明(そうめい),虚無(きょむ)などの8世界と続き、最後に宇宙ネット通信管理者のまとめで終わっています。


 その後、宇宙ネット通信は一旦休眠状態に入り、2011年に入り7つの宇宙(惑星)意識との通信が再開し、2012年では自然界の意識との通信が6回程ありました。宇宙ネット通信はまだまだ進行形なのです。

 

なお、2011年版の7つの宇宙(惑星)意識との通信記録と2012年版の6つの自然界意識との通信記録は、書籍「宇宙ネット通信2」としてまとめられ、販売しております。